公共財産
柿の色づきとともに冬の足音が日増しに強くなるのを感じ、1年も残すところ後2ヶ月となり1年の過ぎることの早さを痛感します。ここのところ学校のいじめの問題が多く取り上げられていましたが、その前まで福島県の汚職問題が報道されていたのはご存知の方も多いと思います。よく言われる「談合」に絡むものでしたが、問題となった公共事業とは税金を使いその納税者へ社会的なストック(=社会資産)によって恩恵が得られるような事業のはずですが・・・一部の関係者たちの利益のための名目にしかなっていなかったのでしょうか?福島県の様子は分からないので、あんまりなことは言えませんが・・・全国各地でこのような問題が後をたたないのは残念です。
先日もこのコラムで取り上げた「トップヒルズ第二」の商業スペースが本格オープン間近となってきました。盛んにラジオをはじめ多くの媒体でオープンの告知をしていますので、ご存知の方も多いと思います。先日、商業施設の前を歩いていたら飯田の中華そばの老舗、上海楼さんの大きな看板の竜にビックリさせられました。このトップヒルズ第二と向かいのトップヒルズ本町、そして市役所前に新しく整備された駐車場は市街地再開発の目玉として作られてきたと思いますが、もちろん私どもの税金が使われていることと思います。これらはもちろん飯田市をはじめとした周辺地域に住む人たちの共通の社会資産、ストックです。もちろん一部の人たちの利益の為に作られたわけではないので、是非一度足を運んで頂きたいと思います。
これらを中心としたストックを使い社会的価値を高めようと、新たに整備された駐車場に観光バスの駐車スペースを設け他地域の方達にりんご並木などを回遊してもらうプランもあるそうです。そうした努力の結果、社会資本の価値が向上し私どもの税金が使われた額以上にこの地域に恩恵があれば、この再開発は成功事例として認められるでしょう。家賃収入など、この地域のみからの収支で損益はプラスですというストックの価値を良しとする時代は終わりつつあります。
飯田市を始めとする関係各所の皆さんには、成功の報告を商業オープン以上の規模で耳にするのを期待いたします。