過疎化と都市化
今年もあとわずかになりましたね。私には特に激動の1年でした。いいこともあれば悪いこともあり・・・今年はどのような1年でしたか?時事ネタで1番印象に残ったというのはありませんでしたが、日々、今後のことが心配になるのは日本の今後と環境についてでしょうか。先日、東京では12月なのに20度を記録し環境への全世界的な活動の行方に不安を覚えます。中国、インドの民主化・更なる近代化が進めば環境への影響は図りしれません。そして日本の税制に始まり社会福祉問題etc・・・問題が山積しています。年金受給者人口は増え、それを支える現役世代が減る。そして後、50年後には1億人を割る人口と楽観視できる時期は過ぎ、具体的な対応が急務となってきました。人口問題は国力の問題に関わってきますが、10・20年単位での長期的な政策運営が必要であり来年の今頃には何とかなりそうだ、と、いうことはないですね・・・この手の問題は。となると、今から動かないと日本は国際社会の中で競争力を失っていく可能性が強くなり、中国など極東アジアの衛星国家になっていく可能性すらあります。寂しい話ですが。
飯田も過疎の岐路に立っている地域ではあります。よく聞く話として、高校卒業後、都市圏への進学・就職で地元を離れそのままというのがよくあるパターンだそうですね。どこの地方都市も抱える問題ですが、多様性のある働き口がなく、進学先も無いといのが根本的な問題であると私は思います。同意見の方も多いかと。今後は下伊那、上伊那などの広域的な地域の枠組みでこの手の問題は対処して行く必要があると思います。陸の孤島と化した飯田の今後は付け焼刃の政策ではなく抜本的な政策で地域のとして多様性の創造にかかっていくことでしょう。
地域の人口問題で過疎化の傾向にある中、社会問題は都会化の様相を呈しています。先日から裁判の件で話題になっている高森での連続強盗殺人事件など今まででは考えられないような事件も起きつつあります。そんな中、先日の地方新聞を読んでいたら・・・飯田駅前の美容室の入り口に置いてあったクリスマスツリー(常連お客さんから寄贈らしい)が閉店後の深夜に持ち去られなくなっていたとい事でした。田舎のいいところは都会にはない地域への信頼感のはずですが、このような心もとない人達が多くなれば地域への帰属意識が薄れ「田舎らしさ」が失われていく事で犯罪の都市化を招きかねません。年の瀬に暗い話ばかりですみません。
来年も様々な社会問題が露呈してくることでしょう(残念ですが)。今年以上に、このコラムの中で切っていきたいと思います。もう少しで生まれたばかりの甥っ子が帰ってくるので、今年の年末年始は例年よりも楽しみです。皆さんの新たな1年が良いものとなりますように。良いお年を。
最後に一句・・・年賀状 今年も出すのは 大晦日