黒船の先・・・
1ヶ月御無沙汰です。風邪を引いて2週間ほど体調が悪かったのです・・・ここの所、企業のM&Aのネタが多く、経済ネタが好きな私も興味を持って新聞紙面を楽しませていただいておりました。飯田、長野県にはさほど関係ないのが、関西中心に店舗展開をする大丸と東海地方をメインに、こちらの方は買い物に出かけた方も多い松坂屋との事業提携が発表されました。そしてこの発表の少し前に、明星にTOBを仕掛けた米投資ファンド・スティールがサッポロビールにTOBの提案をし、アサヒビールが業務提携に前向きになるなど、時代の風が吹き抜ける様子が窺えます。こちらは毎日お世話になっている人も多いかと。投資ファンドは現代版の黒船か。。。?
話は変わって歴史の話。日本は世界の中でも特殊な時期を経験しています。皆さんも良くご存知で一つは、鳴くまで待とうホトトギスで有名な徳川家康から始まった江戸幕府の鎖国の時代。(厳密には貿易はしていましたが、凄く制限されていました。)もう一つは、戦後の高度経済成長期ですね。この時期に日本の多くのシステムが作られました。世界に誇る社会保険制度や右肩上がりを前提とした年金制度(もう崩壊の一途ですが・・・)、安倍首相が改革を訴える教育システム、雇用システムや労働法規などなど。私たちの生活のシステムのほとんどがこの特殊な時期に構築されました。現在、日本のシステムの悲鳴は右肩下がりを想定しないで作られた結果なのでしょうか・・・。システム改革の黒船は現れず、迷走は当面続きそうです。
1月の朝日新聞にあさま世代という特集記事がありました。新幹線が通った佐久地方の功罪のコラムでした。飯田同様に陸の孤島と化していた佐久が新幹線の開通により大きな変化やうねりが起きたことなど、交通インフラの黒船による大きな改革を感じました。(今度、佐久に実際に見に行ってくる予定です。)飯田も佐久同様に陸の孤島と言われ大きな差が付きつつあります。三遠南信自動車道も開通するとは思いますが、黒船になるにはかなり先のことになりそうです。二つの高速道路が交差し成功したところといえば、近場では土岐ではないでしょうか?私も何回か行ったことがありますが、なかなか良い成功事例かと。(アウトレットや工業団地など)飯田も今後、二つの高速道路が交差する中で、地域の発展を模索していかなくてはなりません。今から準備をしていかないと浜松、豊橋に人・モノ・金の流れが持っていかれます。黒船を待つのか、自らが黒船になるのか、今後の飯伊地域の選択肢は、そう多くはありません。