其の四、ビジネスモデルとコスト計画~その2コストの考え方
成人式がいつから15日じゃなくなったのか分からない・・・仕事をしていると1年がアッという間に過ぎていく。久々のコラムの更新です。皆さん読んでやってください。
前回はビジネスモデルの考え方とイメージの膨らませ方を書きましたが、考える事は誰でも出来る。問題はいかにして行動に起こすかです。よく、起業・独立に踏み切れない人の中で多いのが『お金』の問題です。ちょっと発想を変えて、、、ただで500万円がもらえて使い道は起業のみです、と言われたら起業思考の人は起業する人が多いでしょう。要するに、お金の問題がクリアーになれば起業に踏み切り易いということになります。今の例えはお金の問題もありますが、イメージ的にはリスクが少なければ起業しやすいということになります。もっと言うと『起業・独立はリスクが無ければ選択肢として魅力的』。よく、セミナーなどに行くと、成功した人、独立した人としない人の差はこのリスク管理の差が行動の差になると教えてくれます。
なので、お金にゆとりがあるという人は別ですが、普通の人はお金=リスクとなり、コスト計画がその後の起業・独立を左右するということになります。と、言うことで、ビジネスモデルで自分の進む道を決めてコスト管理で行動に移すという流れになります。
具体的にコスト管理といっても小難しい感じがしますが、自分のお小遣いの中でどう1ヶ月生活するかという考えと基本は一緒です。皆さんも日々考えて遊んだり、洋服を買ったり、携帯のプランを選んだりとコスト管理を実践しています。(ただし、この考え方は初期の起業を想定していきますので、事業の拡大とともに本格的な税務や資金計画を学んでいくことをお勧めいたします。)さて、コスト計画の考え方ですが、大きく二つに分かれます。起業を起こす為の初期投資と1ヶ月間でどれだけの経費を使うかというランニングコストの二つです。この二つを身の丈にあった額で収めて実行すれば起業し経営をこなしていけると思います。簡単なイメージに置き換えると。スノーボードを始めるときに、道具一式を用意し、本などを買って勉強をするのを初期投資として考え、毎月スキー場に行ってボードを楽しみ、道具をメンテナンスすることをランニングコストとして考えれば飲み込みやすいと思います。
例えば、ボード一式買うのは高いと思えば友人、知人から安く買う、譲り受けるなどの考えを思い浮かべると思います。これを実際の起業に置き換えると、飲食店なら居抜き物件で工事費を抑える。自分たちで内装を工事するといったことになります。この様に、皆さんが普段日常で考え、行動していることとさほど変わりません。このイメージを利用しつつコストを積み上げていき、売り上げ計画を立てて、何とかトントンになるところが、『損益分岐点』ということになります。あまり、無茶な売上げ計画を立てるとコスト計画が甘くなるので、ゆとりある売上げ計画の中でコストとの損益分岐点を模索していく方がよいでしょう。大体、初期投資の金額と1ヶ月のランニングコスト×12ヶ月の金額を用意すれば気持ちにゆとりのある資金計画となるでしょう。売上げが立てば、純利・荒利と複雑にコスト計画と絡んできますが、最初の1年はこれを無視する形で資金の計画を立てたほうが気楽には出来ます。このぐらい純利は出るだろうという甘い考えはしないのが無難です。
1年間に必要な金額が分かれば、どれだけの金額をどのような方法で調達するかが分かりますので、より行動が具体的になります。そうすれば、その金額以上の金額を借入れ、貯蓄で用意できれば固い経営をしていけるでしょう。よく、資金繰りがきつい独立間もない人を見ますが、お金の不憫は経営への注意力を欠き、金策のみに注力し、経営の質が下がり、全体的な悪影響は避けられません。小遣いがなくなってくる月末みたいな感じですか・・・良くも悪くも「金」次第です。次回は会社を作ってみよう(定款編)・・・でいきます。